【がんの発症率】
日本では、男女ともにがんは最も多い「新たに診断される病気」です。 一生のうちにがんと診断される人の割合は、男性で約6割、女性で約4割と言われています。 発症率は年齢とともに上がり、特に50歳以上で急増します。
【主ながんの種類別発症率(日本)】
男性:胃がん、大腸がん、肺がん、前立腺がんなど
女性:乳がん、大腸がん、肺がん、子宮がんなど
【がんによる死因ランキング(日本)】
がんは日本の死因のトップで、全死亡原因の約3割を占めます。 死亡数が多いがん:肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん、膵臓がんなど。
がんは発症率も高く、死因の上位に位置する重大な疾患です。 早期発見・治療、生活習慣の改善、定期検診が非常に重要です。
がんの要因(原因)は複数あり、生活習慣や環境、遺伝などが関係しています。主な要因を以下にまとめます。
【1.環境要因】
喫煙:肺がんをはじめ、口腔、喉、胃、膵臓など多くのがんのリスクを高めます。
飲酒:過度な飲酒は肝臓がんや食道がん、乳がんなどと関連。
食生活:高脂肪食、塩分の多い食事、野菜や果物の不足など。
運動不足:肥満や代謝異常を引き起こし、がんのリスクが上昇します。
肥満:大腸がん、乳がん、子宮体がんなどのリスク要因。
【2. 環境要因】
放射線:自然放射線や医療被ばく、原発事故など。
化学物質:アスベスト、ベンゼン、農薬などの発がん性物質への暴露。 大気汚染:微小粒子状物質(PM2.5)など。
【3. 感染症】
ヒトパピローマウイルス(HPV):子宮頸がんの主因。 B型・C型肝炎ウイルス:肝臓がんの原因。 ヘリコバクター・ピロリ:胃がんのリスク増加。
【4. 遺伝的要因】
特定のがん(乳がん、大腸がん、卵巣がんなど)は家族歴や遺伝子変異によってリスクが高まります(例:BRCA1/2遺伝子変異)。
【5. 加齢】
年齢とともにDNA損傷が蓄積し、がんの発症リスクが上がります。
がんの予防には、生活習慣の改善が非常に重要です。
【1】禁煙
タバコは多くの種類のガン(肺、喉、口腔、食道、膀胱など)のリスクを高めます。
受動喫煙もリスクとなるため、周囲の環境にも注意が必要です。
【2】節度ある飲酒
アルコールは肝臓がん、食道がん、口腔がん、乳がんなどと関係があります。
飲酒する場合は適量を守ること(厚労省の指針では1日平均純アルコール20g以下)。
【3】バランスの良い食生活
野菜や果物を多く摂る。
塩分の摂取を控える(胃がんのリスク)。
加工肉や赤身肉の過剰摂取を避ける(大腸がんリスク)。
【4】適度な運動と体重管理
週に150分以上の中強度の運動が推奨されます。
肥満は複数のがん(大腸、乳、子宮、膵臓など)のリスク因子です。
【5】感染症対策
B型・C型肝炎ウイルス(肝臓がん)、ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん)、ピロリ菌(胃がん)などの感染対策。
ワクチン接種(例:HPVワクチン、B型肝炎ワクチン)も効果的。
【6】定期的ながん検診
がんは早期発見・早期治療が鍵。
年齢や性別、家族歴に応じた適切な検診(乳がん、子宮頸がん、大腸がん、肺がん、前立腺がんなど)を受けましょう。
ピラティスと体温の関係
代謝アップによる体温上昇
ピラティスは深層筋(インナーマッスル)を使う運動で、継続的に行うと筋肉量が増え、基礎代謝が上がるため、平熱の向上が期待できます。
血行促進
呼吸を意識しながら動くことで、自律神経が整い、血液循環が改善されて体温が上がりやすくなることがあります。
冷え性対策
特に女性に多い冷え性に対して、ピラティスは体の中心から温める効果があり、冷えの改善が報告されています。
リラックス効果による自律神経の安定
副交感神経が優位になることで、体温調節機能が整い、日中の体温の安定化に寄与することもあります。
体温や免疫との関係
低体温・免疫力低下ががんのリスクを高める可能性があるという説もありますが、科学的根拠は限定的です。
ただし、免疫力が低いと異常細胞の排除が遅れる可能性はあります。
基礎体温を利用したがん予防
主に女性ホルモンのバランスを把握し、異常を早期に発見することで間接的にがんリスクを下げることに役立ちます。
具体的には以下のポイントがあります。
基礎体温とがん予防のポイント
ホルモンバランスの管理 基礎体温は女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)の影響を受けます。
正常な二相性(低温期と高温期)が保たれているかをチェックし、異常があれば婦人科での検査を受けることが大切です。
ホルモンの不均衡は乳がんや子宮内膜がんのリスクを高める可能性があります。
生理周期の把握と異常の早期発見 基礎体温の変化から排卵や生理周期の乱れを知ることができ、無排卵や月経不順などの異常があれば早めの対応が可能です。
これらはがんリスクの一因となり得ます。
健康状態のセルフチェック 毎日の基礎体温測定は、自分の体の状態に敏感になるきっかけとなり、生活習慣の見直し(食事、睡眠、ストレス管理)につながります。
これらはがん予防にも重要な要素です。
婦人科検診との併用 基礎体温だけでなく、定期的な婦人科検診やがん検診を受けることで、早期発見・早期治療に繋がります。
まとめると、基礎体温は女性の健康管理のツールとして有効であり、ホルモンバランスの異常を早期に察知してがんリスクを減らす助けになります。
ただし、基礎体温だけでがん予防が完結する
わけではないため、総合的な健康管理が大切です。
整体ピラティスウォークでは基礎代謝(基礎体温)を高め生活習慣の修正アドバイスを行い未病予防を徹底し新潟市の健康寿命延伸に貢献致します。
整体ピラティスウォーク
代表 東城