本日はストレスホルモンが血糖値を上げるについてお話していきます。
1糖尿病の危険因子
2ストレスの伝達経路と分泌されるホルモン
3糖質中毒になる危険行為として・・・
についてまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。
1糖尿病の危険因子として
日本人を対象とした研究結果を分析し
厚生労働省は糖尿病の危険因子を次のようにまとめています。
①加齢
②家族歴
③肥満
④運動不足
⑤血糖値の上昇
その他の危険因子として高血圧症が挙げられていますが、最近では「ストレス」の影響も大きいことが分かっています。
仕事で強いプレッシャーを感じている人は、肥満や年齢などの因子にかかわりなく糖尿病になったというドイツのミュンヘンでの調査結果もあります。
脳はストレスを強く感じると「内分泌」と「自律神経」にストレスを下げるホルモンを出すように指示しますが、その際分泌されるコルチゾールやアドレナリンといったホルモンには、血糖値を上昇させる作用があるのです。
2ストレスの伝達経路と分泌されるホルモン
ストレスを和らげるように指示
→
・自律神経
ノルアドレナリン
(血管を収縮させて血圧を上げる)
→血糖値を上げる
アドレナリン(心拍数を上げる)
→血糖値を上げる
・内分泌
βーエンドルフィン(痛みや不安、緊張を和らげる)
ACTH(コルチゾールの分泌を促す)
コルチゾール(免疫を活性化してストレスから体を守る)
→血糖値を上げる
脳がストレスを察知すると「内分泌」と「自律神経」のるーとでストレスに対処するためのホルモンの分泌が行われる
内分泌とは蓄えていたホルモンなど血液のなかなどに放出すること。
3糖質中毒になる危険行為として・・・
イライラしたときに甘い物を食べると落ち着きますよね。確かに甘い物を食べると幸福ホルモンのドパーミンが分泌されて一時的にイライラが収まります。すると脳は「イライラしたら甘い物が食べられる」と記憶するので、イライラするたびに甘いものがほしくなり、さらに同僚では満足感が得られないためどんどん食べる量が増えるという糖質中毒のサイクルになってしまいます。
「ストレス解消は食べること」という方が選ぶのは、ケーキ、お寿司、パスタなど糖質の高いものばかりです。
ストレスにやけ食いは糖質中毒をより深刻にする危険行為と言えるでしょう。
整体ピラティスウォークでは食欲を抑える食事方、運動方法をお伝えしピラティスと整体、姿勢改善、さらにストレス解消しながら無理なく理想体型へと導きます。
整体ピラティスウォーク
代表 東城